どっちを買うべき?CocoonとLightningの違いを徹底比較!

エックスサーバーで提供されているCocoonとLightningについて、どちらがおすすめなのか、どっちを買うべきなのか迷っていませんか?
本記事では、WordPressテーマ「Cocoon」と「Lightning」を徹底比較していきます。
CocoonとLightningの機能を比較!
Cocoon | Lightning | |
---|---|---|
主な用途 | ブログ | ブログ ビジネスサイト |
ブロックエディタ対応 | ◎ 完全対応 | ◎ 完全対応 |
ブロック数 | 29個 | 16個 |
複数サイト使用 | ◎ | ◎ |
レスポンシブ対応 | ◎ | ◎ |
デザインの特徴 | シンプル | 高品質なデザイン |
デザインパターン数 | 40種類 (スキン) | 118種類 (ブロックパターン) |
表示速度 | 3,737 (10位/20位) | 3,529 (2位/20位) |
SEO対策 | 10種類 | 11種類 |
収益を高める施策 | 8種類 | 7種類 |
直近の更新日 | 2025.5.26 | 2025.6.12 |
サポート | ①マニュアル ②FAQ集 ③質問フォーラム | ①無料オンライン学習サイト ②質問フォーラムの閲覧 ③無料オンライン質問会の開催 |
公式価格 | 0円 | 無料版:0円 Pro版: ライセンス期間1年→11,000円 ライセンス期間3年→24,700円 ライセンス期間5年→44,000円 |
製品タイプ | 買い切り型 | 無料版:買い切り型 Pro版:サブスク型(任意更新) |
公式サイト | シンプルなWordPressテーマ「Cocoon」 | シンプルでカスタマイズしやすいWordPress.org登録テーマ「Lightning」 |
エックスサーバーでの提供価格 | 0円 (エックスサーバー) ![]() | 0円 (無料版のみ提供) (エックスサーバー) ![]() |
どちらも無料で使用できるテーマで、Cocoonはブログ向け、Lightningはブログでも使用できますが、どちらかというと企業サイトの制作に適したテーマです。
エディタ
Cocoon | Lightning | |
---|---|---|
ブロックエディタ対応 | ◎ 完全対応 | ◎ 完全対応 |
ブロック数 | 29個 | 16個 |
- Cocoonのブロック29個【一覧】
-
アイコンボックス ボタン ランキング ナビカード 案内ボックス 囲みボタン テンプレート CTA タブボックス アコーディオン
ボックスボックスメニュー 見出しボックス 白抜きボックス アイコンリスト 広告 タブ見出し
ボックス付箋風ボックス 検索案内 プロフィール
ボックスラベルボックス 吹き出し FAQ 新着記事 – タイムライン タブ 人気記事 – ブログカード レーダーチャート 新着情報 –
- Lightningのブロック16個【一覧】
-
スライダー 固定ページ本文 フロー 先祖階層からの
ページリスト横並びアイコン FAQ ボタン アラート ビジュアル
埋め込み見出し レスポンシブ
スペーサーPR Block アイコン フキダシ 枠線ボックス スタッフブロック
- クラシックエディタ:
マイクロソフトのWordのような画面で記事を作成。
HTMLやCSSを直接編集できるのがメリット。 - ブロックエディタ:
文章や画像をブロック単位で組み合わせて記事を作成。
コード知識がなくても、直感的に記事の執筆やデザインができるのがメリット。
エディタはnoteやNotionの執筆画面のようなイメージ。
ブロックエディタは2018年12月からWordPressに標準搭載されました。
クラシックエディタを使用したい人はプラグイン「Classic Editor」を追加する必要があります。
ですが現在はブロックエディタが主流です。
そのため、これからテーマを購入する人はわざわざクラシックエディタを導入するのではなく、ブロックエディタ対応のテーマを選んだ方が無難です。
Classic Editor は公式な WordPress プラグインであり、少なくとも2024年まで、または必要なくなるまでの間、完全にサポート・保守されます。
もちろん上記にある通り、クラシックエディタは今でもサポートされていますが、いつ終了するか曖昧な状態です。
今のうちからブロックエディタに慣れておくのをオススメします。
どちらもブロックエディタに完全対応しています。
オリジナルブロックの数はCocoonが29個、Lightningが16個とCocoonの方が多いです。
Lightningでオリジナルブロックを使用する場合はLightningを開発した株式会社ベクトルが提供している無料プラグイン「VK Blocks(ブロック拡張プラグイン)」のインストールが必要です。
ブログを書くなら、Cocoonの方が記事執筆に便利な機能を多く提供しています。
デザイン
Cocoon | Lightning | |
---|---|---|
デザインの特徴 | シンプル | 高品質なデザイン |
デザインパターン数 | 40種類 (スキン) | 118種類 (ブロックパターン) |
- スキン:
サイト全体のデザインテンプレートのこと。
デモサイトと同じデザインに一括で変更できる。
手間なく自分のブログをお洒落なデザインに着せ替えられるのがメリット。 - ブロックパターン:
デザインの一部がパターン化したもの。
コピペで使用できる。
料金表や比較表など、その種類はテーマごとに様々。
Cocoonはシンプルさが特徴のテーマです。
スキンが40種類あり、シンプルさが苦手な人も40種類の中から好みのデザインを見つけて自分のブログを着せ替えることができます。
Lightningはビジネス向けの高品質なデザインが特徴です。
無料のブロックパターンを118種類提供しており、それらのパターンはプロのデザイナーが制作したものになります。
そのため、パターンをコピペして組み合わせれば誰でも高品質なサイトを制作できます。
SEO対策
Cocoon | Lightning | |
---|---|---|
レスポンシブ対応 | ◎ | ◎ |
表示速度 (wp-searchより) | 3,737 (10位/20位) | 3,529 (2位/20位) |
SEO対策 | 10種類 | 11種類 |
直近の更新日 | 2025.5.26 | 2025.6.12 |
- CocoonのSEO対策【一覧】
-
- HTML5チェックエラー0
- ページ表示の高速化機能搭載
- モバイルファースト
- ワンクリックでAMP対応
- ワンクリックでPWA対応
- PCとモバイルでソースコードが100%が同じレスポンシブデザイン
- CSSチェックエラー0
- 構造化データマークアップ済み&エラーなし
- メタタグ編集機能あり
- HTMLアウトラインの最適化
- LightningのSEO対策【一覧】
-
- ExUnit提供機能(無料の多機能プラグイン)
- タイトルタグの書き換え
- メタディスクリプションタグを出力
- noindex出力機能
- 記事の構造化データを出力(マークアップ方式はJSON-LDを採用)
- Googleアナリティクスの設定
- SNSNでシェア時のタイトルを任意に変更
- GoogleタグマネージャーIDの設定
- ソーシャルメディアとの連携(ソーシャルブックマークボタンやOGタグの出力、Twitterカードの出力など)
- 固定ページ本文下に先祖階層からのページリストを表示
- VK Link Target Controller提供機能(無料プラグイン)
- 投稿タイトルのリンク先URLを任意のURLに変更できる
- VK Post Author Display提供機能(無料プラグイン)
- 投稿の死体に投稿者情報を表示する
- ExUnit提供機能(無料の多機能プラグイン)
表示速度はLightningの方が速いです。
どちらもSEO対策は十分ですが、LightningのSEO対策はLightning側で提供している無料プラグインをインストールして有効化しないと実行されないので注意してください。
更新頻度はどちらも高めです。
収益を高める施策
Cocoon | Lightning | |
---|---|---|
収益を高める施策 | 8種類 | 7種類 |
複数サイト使用 | ◎ | ◎ |
- Cocoonの収益を高める施策【一覧】
-
- アドセンス広告において様々な広告フォーマットを選択可能
- ショートコードを利用したAmazon商品リンクの作成
- 楽天商品リンクも作成可能
- アフィリエイトタグの一元管理
- ランキング作成
- CTAブロック
- ボタン、光るボタン
- トップページのカスタマイズが可能、サイト型トップページを作成できる
- Lightningの収益を高める施策【一覧】
-
- ExUnit提供機能(無料の多機能プラグイン)
- 固定ページの記事下へのお問い合わせ先情報の表示
- CTA表示
- 投稿記事のmoreタグ下または本文下部分へ広告を自動表示
- 広告アラート表記機能(記事の冒頭にPR表記を自動挿入する機能)
- ウィジェットアイテム機能
- 投稿タイプのアーカイブページ上部にウィジェットエリア追加可能
- WooCommerce対応
- ExUnit提供機能(無料の多機能プラグイン)
Cocoonはアフィリエイトタグの管理やランキング作成機能など、アフィリエイト向けの機能を実装しています。
Lightningはどちらかというと、固定ページの記事下へのお問い合わせ先情報の表示やWooCommerce対応など、Web集客を通じて自社利益を高めるための施策が施されています。
どちらのテーマも複数のサイトで使用できます。
サポート
Cocoon | Lightning | |
---|---|---|
サポート | ①マニュアル ②FAQ集 ③質問フォーラム | ①無料オンライン学習サイト ②質問フォーラムの閲覧 ③無料オンライン質問会の開催 |
どちらもサポート内容が豊富です。
Cocoonは利用者数が多く、質問フォーラムが活発で質問しやすい雰囲気があります。
Lightningも質問フォーラムがありますが、無料ユーザーは閲覧までしかできず、質問するにはライセンスの購入(Pro版へのアップグレード)が必要になります。
ほかにも、Lightningは無料学習サイトや無料オンライン質問会の開催など、サポート体制が十分に整備されています。
取り扱いサーバー会社と公式価格
レンタルサーバー会社での取り扱い
掲載当時の価格のため、現在の価格と異なる場合があります。
サーバー会社 | Cocoon | Lightning |
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ロリポップ!![]() | 0円 | – |
エックスサーバー![]() | 0円 | 0円 |
ConoHa WING![]() | 0円 | – |
さくらインターネット![]() | – | – |
コアサーバー![]() | – | – |
お名前.com レンタルサーバー![]() | – | – |
カラフルボックス![]() | – | – |
mixhost![]() | – | – |
ヘテムル![]() | – | – |
ラッコサーバー | – | – |
シンレンタルサーバー![]() | 0円 | 0円 |
バリューサーバー![]() | – | – |
公式サイトでの取り扱い
Cocoon | Lightning | |
---|---|---|
公式価格 | 0円 | 無料版:0円 Pro版: ライセンス期間1年→11,000円 ライセンス期間3年→24,700円 ライセンス期間5年→44,000円 |
公式サイト | シンプルなWordPressテーマ「Cocoon」 | シンプルでカスタマイズしやすい WordPress.org登録テーマ 「Lightning」 |
CocoonとLightningはどっちがおすすめ?
どちらもエックスサーバーで購入できますが、迷う人は下記の基準で選ぶとよいでしょう。
- ブログを始めたいなら、Cocoon
- アフィリエイトを収益源にするなら、Cocoon
- 企業サイトを素早く制作したいなら、Lightning
- 高品質なビジネスサイトを作りたいなら、Lightning
ブログを始めたい人はCocoonを選びましょう。
Cocoonはブログ向けの無料テーマで、ブロック機能や収益機能がブログ運営に特化していて記事を執筆するのに便利です。
また、利用者数が多く、分からないことがあっても検索すれば解決策が見つかりやすいため、初心者にとっては金銭面でも難易度的にもハードルが低く継続しやすいテーマになります。
一方、高品質な企業サイトを素早く簡単に制作したい人はLightningを選びましょう。
Lightningはブログでも使用できますが、どちらかというとビジネスサイトの制作に適したテーマで、デザインパターンを使えば誰でも高品質なサイトを素早く制作できます。
また、必要な機能はその都度Lightning側が提供している無料プラグインを導入すれば良いため、サイトが必要以上に重くならないのもメリットの1つです。